骨粗鬆症について

[記事公開日]2020/11/30

 

概要

骨粗鬆症とは、骨の強度が低下して脆くなり、骨折しやすくなる病気です。

高齢に伴い増加傾向にあります。

直接生命に関わる病気ではないですが、骨折から介護が必要になるケースがあります。

自覚症状がないので、定期的に骨密度検査を受けるなど、チャックが必要です。

原因

骨は常に、骨芽細胞により新たに形成されること、破骨細胞により分解する事を繰り返しています。

加齢に伴い、ビタミンDや副甲状腺ホルモンの働きの変化により骨代謝のバランスが崩れていきます。

さらに、女性の閉経や加齢により、骨を分解を抑制するエストロゲンというホルモンの分泌が急速に低下します

その結果、骨の形成が追いつかなくなり、より骨を壊す方向へと傾いてしまうのです。

遺伝的要因もありますが、偏食や極端なダイエット、喫煙や過度の飲酒、運動不足により起こります。

症状

自覚症状は一切ありません。

一番問題になってくるのは、転倒やくしゃみなどの微量な衝撃でも骨折してしまうということです。

転倒して、手をついて手首を骨折(橈骨遠位端骨折)、転倒し尻餅をついて背骨を骨折(脊椎圧迫骨折)、または股関節にある太ももの付け根を骨折(大腿骨頚部骨折)することがあります。

特に、大腿骨頚部骨折は、要介護になるリスクが高いので、転倒しない体作りが大切になります。

特にビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったりしますので、骨の健康には欠かせません。食事からとることも必要ですが、日光に浴びてビタミンDを形成することもありますので、外の身体を動かすことが重要ですね。

治療

骨粗鬆症では、薬物治療が中心ですが、食事や運動を行う、生活習慣を見直すことが重要になります。

大切なのは転倒しないこと。

転倒する原因を挙げれば、筋力不足になります。

足腰の筋力をつける事が必要になります。

特に臀部・大腿四頭筋を中心に鍛えて、タオルギャザーで足の裏の筋力を鍛える必要があります。

臀部、大腿四頭筋、足の裏の筋肉は、バランスを崩した時踏ん張ったり、姿勢を立て直す役割があります。

転倒は外よりも室内が多いです。

居間や玄関・階段・寝室・浴室などで転倒されますので、不用意なものは下に置かない、手すりはつけるなどの対策は必要になります。

また、臀部・大腿四頭筋、下腿三頭筋の筋肉が緊張しすぎて、関節がスムーズに動かないのも、転倒の原因にもなります。

治療で関節をスムーズに動かす、そして足腰の筋肉を鍛えることが必要です。

ただ、足腰を鍛えて体もケアを怠ると、筋肉の痛みや関節の痛みが出現し、結果安静にしなければならない事もあります。そうなれば、安静することに筋力が低下してしまうので、痛みが出現しないように気をつけなければなりません。

しっかりと治療はしていきます。

自分の身体のケアを怠らずに健康な身体を築いていきましょう。

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