腰椎分離症症・滑り症について

[記事公開日]2020/10/17

 

概要

脊椎の一部である腰椎の第5腰椎に好発し、疲労骨折の一種です。

腰椎は、椎体と椎弓で構成され、椎弓部分は衝撃に弱いため、激し運動を繰り返し行っていると、疲労骨折を起こし亀裂が入る。それが進行すると、椎体と椎弓が分離してしまいます。

これが腰椎分離症。

そして、第5腰椎の部分は脊椎の傾斜が大きく、負担がかかりやすいため、椎弓の左右両側が分離した場合は、腰椎が前にずれる腰椎分離滑り症になります。