腕立て伏せができない方が急増中!
あなたは何回、腕立て伏せができますか?
久々にやってみた腕立て伏せ、思ったよりできましたか?できませんでしたか?
もしかして、腕立て伏せした時に肩や腕の痛みは無かったですか?
特にデスクワークされている方は要注意です!
デスクワークをしていると、肩を動かす機会が少ないため、また負荷もかけないため、
確実に衰えていきます。
各年代の平均は以下のとおりです。
男性
20代 19回
30代 27回
40代 25回
50代 18回
60代 24回
女性
20代 9回
30代 6回
40代 6回
50代 4回
60代 4回
上記の回数ができない方は、上半身の筋力が低下している状態です。
早急に解決できる用に、腕立て伏せをトライして行きましょう。
腕立て伏せで使う筋肉は、大胸筋・三角筋(前部)・上腕三頭筋・体幹(腹横筋)になります。
大胸筋が衰えてしまうと、胸が内側に丸まりやすくなり、猫背になりがちです。
これにより肩のはり、首の痛みを生じやすくなります。
三角筋が衰えると、肩を安定させる筋肉が弱り、肩の位置が前方にずれ、巻き肩になりやすくなります。
上腕三頭筋が衰えると、二の腕のたるみが出ます。いわゆる振袖・・。
肩の関節を安定する役割が低下してしまうと、肩甲骨周りの筋肉が過剰に働き、肩甲骨周辺に痛みが生じやすくなります。
上半身の筋力が低下してしまうと、このような症状に悩まされるため、鍛えておくことに越したことはありません。
上半身を鍛えるには、簡単なので腕立て伏せをお勧めしますが、床に手をついて体をフラットにした腕立て伏せはしんどいと思いますし怪我をする恐れがあります。
まず簡単な腕立て伏せを紹介します。
ニープッシュアップ:膝をついての腕立て伏せです。
立ったまま腕立て伏せ:壁などを利用し行う腕立て伏せ
など。
そして腕の幅を広げることにより、鍛える筋肉が変わります。
肩幅から狭めて行う腕立て伏せは、上腕三頭筋に負荷がかかります。
肩幅より広めに取ることにより、大胸筋に負荷がかかります。
本来であれば、どの筋肉が弱っているのか?腕立て伏せのフォームは正しいのか?
そして、そもそも肩の可動域や痛みの有無を調べてから行うのがベストです。
肩に症状が出ている方、昔四十肩・五十肩になったことがある方、肩の可動域が狭い方、一度当院に受診していただくことをお勧めします。