脂質・・・、ダイエットには天敵です!

[記事公開日]2024/04/25

 

 

唐揚げ・天ぷら・ポテトサラダ・霜降りの牛肉・チーズ・ラクトアイス・フライドポテト・ポテトチップス・ハンバーガーなどなど

みなさん上記の食べ物、大好きではないですか?

突然、質問ですが脂質は1g何kcalは知っていますか?

脂質の場合、1g・9kcalあります。

脂質は他の栄養素と比べると高カロリーになります。

少し余談ですが、アルコールは1g・7kcalあります。

これは三大栄養素である糖質・タンパク質は4kcalになりますが、脂質は9kcal・・・・。

唐揚げ1人前で300〜400kcalあります。

300kcalを消費するためには、30分を走り、1km6分で走ることが必要になります。

距離にして約5kmになります。

ですから、カロリーを消費するのは、本当に大変なのです。

運動不足の方の脂質の摂りすぎは、必ず肥満になります。

肥満は体重だけではないですよ!体重が正常でも、体脂肪率が多い場合は、隠れ肥満になりますからね!

成人女性で体脂肪率30%以上は隠れ肥満になります・・・・💦

脂肪には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。

特に飽和脂肪酸の摂りすぎには要注意!

飽和脂肪酸とは、脂肪酸の一種であり、炭素鎖中に少なくとも1つ以上の二重結合(不飽和結合)を持っています。

常温で個体のものが多いのが特徴です。バターや肉の脂身・油で揚げたもの、クッキーやチョコレートに多く含まれています。

飽和脂肪酸を摂りすぎると、以下のような健康リスクが増加する可能性があります:

1. 心血管疾患のリスク増加:

飽和脂肪酸は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させる傾向があり、これが動脈硬化や冠動脈疾患などの心血管疾患のリスクを増加させる可能性があります。

2. 高血圧のリスク増加:

飽和脂肪酸の過剰摂取は、血圧を上昇させることがあり、高血圧のリスクを増加させる可能性があります。

3. 炎症性疾患のリスク増加:

飽和脂肪酸の摂取が過剰な場合、炎症性疾患(例:関節炎)のリスクが増加する可能性があります。

4. 肥満やメタボリックシンドロームのリスク増加:

高脂肪の食事は、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを増加させることがあります。

これらのリスクを軽減するためには、飽和脂肪酸を控え、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。代わりに、不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸を含む食品(例:植物油、魚、ナッツ)を摂取することが推奨されます。

不飽和脂肪酸は、体内で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。主に植物性の油脂に豊富に含まれていますが、魚や一部のナッツなどの動物性の食品にも見られます。不飽和脂肪酸は、心血管の健康を支援し、炎症を抑制するなどの健康上の利点があるとされています。

  

ただし、不飽和脂肪酸を摂りすぎると、以下のような健康リスクが増加する可能性があることを理解しておく必要があります。

1. カロリー摂取過多:

不飽和脂肪酸は高カロリーであり、摂取過多により体重増加や肥満のリスクが増加する可能性があります。

2. 心血管疾患リスク:

過剰な摂取は、高コレステロール血症や動脈硬化のリスクを増加させる可能性があります。

3. オメガ-3過剰症:

オメガ-3系不飽和脂肪酸の過剰摂取は、出血時間の延長や免疫機能の低下などの影響を引き起こす可能性があります。

4. マグロ毒性:

特にマグロなどの大型魚からの不飽和脂肪酸の過剰摂取は、水銀中毒などの影響を引き起こす可能性があります。

適切な量の不飽和脂肪酸を摂取することが重要ですが、過剰な摂取は健康リスクを増加させることがあるため、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

何事も摂りすぎには注意です。

体重を減らしたいのであれば、飽和脂肪酸よりも不飽和脂肪酸の摂取する方がいいですよね(^^)

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