[最終更新日]2025/04/23
■ 朝起きて「一歩目」が痛い?
「朝、ベッドから降りて立ち上がった瞬間に足の裏がズキッと痛む」
「しばらく歩いていると痛みが和らいでくるけど、また休んだ後に再発する」
このような症状を感じたことはありませんか?
それ、**足底筋膜炎(そくていきんまくえん)**の可能性があります。
■ 足底筋膜炎ってどんな病気?
足底筋膜炎は、足の裏にある「足底筋膜」と呼ばれる筋や腱の膜に炎症が起きる疾患です。
この筋膜は、かかとから指の付け根に向かって広がっており、歩行時の衝撃を吸収したり、土踏まずを支える役割を果たしています。
何らかの原因でこの部分に過度な負担がかかると、小さな断裂が起きて炎症に。
結果として、歩き始めなどの動き出しに「ズキッ」とした痛みが出るようになります。
■ どんな人に多いの?
足底筋膜炎は、以下のような方に多く見られます:
- 長時間立ち仕事をしている方(看護師、美容師、販売業など)
- 運動をしている方(特にランニングやジャンプを多く行うスポーツ)
- 硬い床での作業が多い方
- 靴のクッション性が合っていない方
- 足のアーチ(いわゆる土踏まず)の形に問題がある方
- 体重増加による足への負担が大きい方
特に40代以降の女性は、ホルモンバランスの変化や筋力低下などから症状が出やすくなることも。
■ 足底筋膜炎を放置すると…
最初は朝の一歩だけだった痛みが、徐々に日中も続くようになったり、
「かばって歩くことで膝や腰にまで痛みが広がる」ケースも少なくありません。
早期に対処することで、悪化を防ぎ、元の生活に戻るまでの期間も短く済みます。
【整骨院での施術と改善法】
■ 西院整骨院での足底筋膜炎アプローチ
当院では、足底筋膜炎に対して以下のような施術・サポートを行っています。
● ① ショックマスター(体外衝撃波)
足裏〜ふくらはぎの筋膜や筋肉の緊張をほぐし、炎症部位の負担を軽減します。
● ② 足首や膝のアライメント調整するための矯正治療
足裏にかかる圧力のバランスが崩れると、筋膜への負担が増大します。
姿勢や歩き方をチェックし、背骨(姿勢)のバランスを整えることで再発を防ぎます。
● ③ テーピング・インソール指導
足底にかかるストレスを減らすために、専用のテーピングや靴のアドバイスを行います。
必要に応じてインソールの提案も。
● ④ 自宅でできるセルフケア・筋トレ指導
ふくらはぎや足裏のストレッチ、足指の筋トレなど、患者さんの状態に合わせた**“継続できるケア”**をお伝えします。
【まとめ:早期ケアが、毎日を変える】
足底筋膜炎は、放っておいても自然にはなかなか治りません。
でも、しっかりとアプローチをすれば、「歩くのが怖くない毎日」を取り戻すことができます。
「この痛み、どうにかしたい…」そう思った時が、改善のチャンスです。
私たち西院整骨院は、一人ひとりの症状と向き合い、痛みの原因から根本改善を目指します。
【お気軽にご相談ください】