肝腎要の肝臓・・・、日ごろ大切にしていますか?労わっていますかいますか?

[記事公開日]2024/12/12

 

 

肝臓・・、この臓器大切にしないと、苦しい人生が待っていますよ!

肝臓を大切にしよう!と言ってもピンときませんよね?

肝臓の役割は?と聞けば『アルコールの分解!』と中年の男性がいいそうですね。

その役割もあるんですが、肝臓には生きていく上で、大切な役割がたくさんあります。

 

まず、肝臓の役割を理解しましょう。

1. 栄養素の代謝

糖質代謝

糖の濃度を調整し、余剰分を蓄えます。必要に応じて糖を分解してエネルギーを脳や身体に供給します。

脂質代謝

脂肪を分解・合成し、エネルギーや細胞膜の材料となる脂肪酸やコレステロールを生成します。

タンパク質代謝

アミノ酸を分解し、エネルギーに変えたり、体に必要なタンパク質を合成したりします。また、毒性のあるアンモニアを尿素に変えて排出します。

2. 解毒作用

• 食べ物や薬、アルコールなどに含まれる有害物質を分解し、無害化します。

• 腐敗物質や老廃物を処理し、血液を浄化します。

3. 胆汁の生成

胆汁を生成し、脂肪を消化・吸収しやすくします。

4. ビタミン・ミネラルの貯蔵

• ビタミンA、D、E、K、B12、鉄、銅などを貯蔵し、体が必要なときに供給します。

5. 血液の管理

血液凝固因子を生成し、怪我をしたときに血を止める仕組みを支えます。

• 赤血球が寿命を迎えた際、分解して老廃物を胆汁に変換します。

6. ホルモンの調整

• 甲状腺ホルモンや性ホルモンを分解して、体内のホルモンバランスを保ちます。

このように、身体において重要な役割があり、この機能を低下させてしまうのが『脂肪肝』です。

脂肪肝になると、肝硬変から肝癌となります。

また、その前に様々な病気になってしまいます。

毒素を分解する能力が低下するわけですから、身体が悪くなることは当然といえば当然です。

この『脂肪肝』にならないように、気をつけないといけないことがあります。

アルコール摂取による「アルコール性脂肪肝」

過食や運動不足による「非アルコール性脂肪性肝疾患」

に分けられるます。

書いて字のごとく、アルコールの摂取は控えめに!なんならアルコールの摂取はしない。

食べ過ぎにはならないように、お腹一杯には食べない、脂質の多い物は食べない、などの工夫をしていただき、運動をして糖や脂質をエネルギーとして使い、蓄えないようにしないといけません。

脂肪肝チェック!

☑︎お酒を多量に飲みますか?

☑︎ジュースなどの甘い物を飲むか?

☑︎寝る2時間以内に食事をするか?

☑︎車やエレベーターをよく利用するか?

☑︎20歳の時より体重が20kg以上増えたか?

☑︎タンパク質の多い食品をあまり摂らない

☑︎睡眠時間が短い

当てはまるものはありませんか?

今すぐ改善し、脂肪肝にならないように身体を守りましょう!

生活習慣と運動習慣を作ることで、改善されます。

この習慣を作るのが難しいんですけどね・・・・。

特に、この時期、忘年会・新年会でアルコールの摂取など、暴飲暴食の恐れもあります。

なかなか、目に見えないですし、感じにくいですが、「肝心」と言葉に意味にも使われる肝臓。

本当に「肝心」な臓器を大切にしていただき、健康な余命を過ごしていただくようにお願いします。

いつまでも健康で、若々しく、お金をかけず、周りに迷惑をかけないようにして行きましょう!

運動習慣を身につけるアドバイスや食生活の改善をするためのサポートも行っています。

健康で過ごせるように健康コンサルタントとして、パーソナルトレーナーもしておりますので、身体の不調(腰痛・肩の痛み・膝の痛み)のついでに診ることも可能です。

気軽にご相談くださいしてください。

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