[最終更新日]2020/10/16
筋筋膜性腰痛症と言う名前ですが、いわゆる腰痛ですね。
ひどい場合はぎっくり腰になります。悲惨です。
立ち上がれません。日常生活に支障が出ます。
できる事ができなくなります。時間の無駄・生産性が著しく落ちます。
経験した事がないか方はこれからも経験しないようにしていただきたいです。
では、腰痛についてお話をしていきます。
腰の構造
まず、構造からお話をさせていただきます。
腰は胸腰筋膜という筋膜で覆われています。
また腰には様々な筋肉(脊柱起立筋・広背筋・腰方形筋)があり、身体を支えています。それらは筋膜繋がっております。
特定の筋肉が過剰に働く場合、筋肉を痛めてしまうのですが、筋膜は筋肉以上に痛みを感知してしまうので、痛みとして症状が現れやすいです。
腰痛になる前にも様々な症状が確認されます。
腰がだるい・重い、違和感がある。朝起きた時や長時間座っている状態から急に立ち上がった時、腰の痛みを感じる。などを感じたら要注意です。
筋筋膜性腰痛症(腰痛)になる原因
原因は様々です。
基本は筋肉の使いすぎにより腰の筋肉がガチガチに固まり血液の流れが悪くなります。伸び縮みしない筋肉を動かした際、筋肉を損傷してしまします。それで炎症が起こり、痛みの症状が出てきます。
では、どの様なことをすると、腰の筋肉はガチガチに緊張してしまうのでしょうか?
腰の筋肉が緊張する原因
- 捻る動作
- 重い荷物を持つ方
- 長時間同じ姿勢で座っている方
- お腹が出ている方
スポーツでしたら、腰を動かす繰り返し動作でなりますね。どの競技にでも言えるのですが、ゴルフはわかりやすいですね。
腰を捻る動作がありますので、捻る動作で腰の筋肉やお腹の筋肉を繰り返し使うことにより腰を痛めてしまいます。
ゴルフ以外の競技でもなります。
スポーツ以外でしたら、重い荷物を持つ方もなりやすいですね。
荷物を担ぐ際、腰の筋肉は使います。また荷物を持っている状態も腰の筋肉を使い続けている状態になりますので、腰の筋肉は緊張してしまいます。
長時間同じ姿勢で座っている方もなりやすいです。
なぜなら、座り姿勢を保つため、腰の筋肉を使い続けているからです。
そして、お腹が出ている方も腰を痛めやすいです。
お腹が出ているため、腰は反り返ります。
反り返ることにより、腰の筋肉は緊張してしまうため、腰を痛めてしまいます。
お酒を飲んで寝る方にも腰の筋肉は、緊張してしまいます。
なぜなら、お酒を飲んで寝ると、寝返りをしなくなるので、腰の筋肉は固まってしまいます。
どのように治療するか
筋肉緊張や骨の歪みを取り除く
- 腰の筋肉の緊張を取り除く
- 背骨の歪みを取り除く
まず腰の筋肉の緊張は取り除いていかなければなりません。また背骨の歪みがあるのであれば、それも取り除いて行く必要があります。
背骨が歪んでしまうと、背骨でお体を支える事ができません。もろに筋肉で支える様になりますので、腰の筋肉は緊張しやすくなります。
背骨のを整え、筋肉の緊張を取り除き、血液の流れが良くなれば、改善できますが、ここからが大変です。
なぜなら、再発する恐れがあるからです。
再発を防ぐ
- ストレッチにより筋肉の柔軟性をつける。
- お腹の筋肉をつける
筋肉の柔軟性をつけスポーツでなられている方に関しては、下肢の筋肉の柔軟性をつけていただくこと必要です。これはスポーツに限らず、腰に違和感がある方は必ずやっていただきたいことになります。
ただし、柔軟性をつけるストレッチに関しては先生方の相談の上で行ってください。
がちがちに固まっている筋肉をストレッチしても逆効果の時があります。
また、長時間同じ姿勢をしている方、お腹の筋力が著しく低下している可能性があります。
お腹の筋肉は低下しやすいです。腰で身体を支えている割合は多いですが、少しでも分散しないといけないので、お腹の筋肉でも支える様にしてあげないといけません。
お腹が出ている方は、引っ込めてください。
無駄な脂肪は取り除いていきましょう!
お酒も飲まない。特に寝酒は癖になります。
このへんは患者さんに、協力していただかないといけないことになります。
腰痛は生活習慣病です。
多少、違和感がある。時々痛い場合は早い目に受診をしてください。
ぎっくり腰になる前に!
また、くしゃみや咳をして腰に響く様なら要注意です。
いつぎっくり腰になってもおかしくないです。
ならないのが一番です。
まとめ
まず、
- 腰の筋肉の緊張を取りぞき、血液の流れを良くする。
- 背骨が歪んでいるのであれば、背骨で支えるのではなく、筋肉で支えることになるので、背骨を整え、背骨でお体を支える様にする。
それで改善しれば、
- 股関節・膝の関節・足首の関節のストレッチを行う。
- 体幹トレーニングで、お腹周りを鍛える。
- ストレッチ・体幹トレーニングを習慣化させる。
もう一度いますが、腰痛はなりやすいです。しかし、ぎっくり腰にはならないようにしておかなければいけません。
そのためにも早い目に受診していただき、お体を労っていただくようにお願いします。
当院はご予約優先制となります。ご予約していただくことをお勧めします。
お電話していただくか、メールでご予約の連絡をしていただくか、当院のホームページに問診票を記載していただいたり、予約ができるページがあります。
そこに記載していただければ、来院されたさいに問診票を書く手間が省けますし、極力お待たせすることなくスムーズにお通しする事ができます。
大変便利ですので、ぜひ活用してください。
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