上腕骨外側上顆炎について

[記事公開日]2020/09/23

今日は、上腕骨外則上顆炎についてお話をさせていただきます。

別名、テニス肘と言われテニスをされる方に多いといわれていますが、テニスに限らず、バトミントンや卓球、ゴルフ、剣道のスポーツにも多いです。

また、職業で考えると、美容師さんなどの手を良く使う職業の方がなってしまう症状でもありますし、重い荷物を持つ方、そして主婦などの家事をされている方でもなります。

原因としましては、前腕伸筋群(短橈側手根伸筋・長橈側手根伸筋)の酷使によるものです。

例えば、テニスでは、バックハンドの際良く使う筋肉が前腕伸筋群になります。

この筋肉が上腕骨外則上顆に付着しますので、そこで炎症が起き痛みが出てしまうのです。

この筋肉は手首を使う人になりますので、テニスをされている方のようなスポーツをされている方だけでないことを理解しないといけません。

日常生活動作においても発症します。

それは日常、良く手を使うからなってしまうんです。

特に40代以降は、上腕骨外側上顆炎を発症する方が増えます。

原因としましては、筋肉はゴムの様にしなやかに伸び縮みするのですが、年齢と共にそのしなやかさは失われていきます。

なので、年齢が高くなればなるほど、痛みが起きやすいのも一つの原因です。

そして、筋力が弱い女性が、家事などで腕を使う動作が多いので、4060代の主婦の方に発症が多く見られます。

また近年、タイピングが多いデスクワークの方も発症されていますので、注意が必要です。

症状としましては、手首を反らす動作をした際、痛みが出やすいです。

例えば、ドアノブの捻る。荷物を持ち上げる。タオルなどを絞る。ペットボトルの蓋を開ける動作に痛みが出たら要注意です。

日常生活において、腕の使いすぎにより筋肉はガチガチになります。先にお話をしましたが、その筋肉が上腕骨外側上顆に付着しているため、使うたびに、付着しているところに引っ張られる負荷がかかり、筋肉の損傷を起こし、痛みが出てしまうのです。

厄介なのは、日常生活で繰り返しの動作でなってしまうこと、中々安静にできないことですよね。

なってしまうと痛みを堪えてしないといけません。

ならないようにするのが一番、腕に違和感を感じたら早い目に受診してください。

なってしまうと、痛みを我慢しながら家事仕事などをする事になります。

また、なってしまい日常生活に支障が出ている方も早い目に受診していただき、上腕骨外側上顆につながる筋肉の緊張を取り除いていかなければ、なりません。

ほっておくと、肘だけの痛みではなく、肘をかばいますので、手首や肩の関節を痛めてしまう可能性もあります。

肘だけを使って普段の日常生活を過ごしているわけではないですからね。

肘につながる筋肉に負荷がかかってしますから出てしまいますが、手首につかながる筋肉や肩につながる筋肉も使っていますので、手首・肩を痛めてします可能性もあるのです。

そのならないためにも早い目に受診していただき、お体を労っていただくようにお願いします。

当院はご予約優先制となります。ご予約していただくことをお勧めします。

お電話していただくか、メールでご予約の連絡をしていただくか、当院のホームページに問診票を記載していただいたり、予約ができるページがあります。

そこに記載していただければ、来院されたさいに問診票を書く手間が省けますし、極力お待たせすることなくスムーズにお通しする事ができます。

大変便利ですので、ぜひ活用してください。

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