[記事公開日]2019/02/27
本当に運動される方が増えてきていますね。
それに伴い毎年、この時期は京都や大阪、そして神戸でもマラソン大会が開催されます。
当院に来院される方も、運動している方や、まったく運動されていない方、様々な方がおられます。
確かに、私達も利用者様の先々の事を考え、運動の提案・指導を行います。
しかし、気を付けていただきたいのが、昔は運動していたが最近は全く運動していないと言う方が運動するのが、一番危険です。
頭は昔の運動していたことを感覚として覚えていますが、身体の筋肉や柔軟性は衰えています。
この様な場合、感覚と身体の使い方にズレが生じてきます。
良く、運動会で転倒されるお父さん方が良い例です。
感覚として、昔速く走っていた感覚はあるわけですが、筋力・柔軟性が衰えているので足が中々前に出てきません。
その結果、前のめりに転倒してしまうのです。
転倒し、擦り傷程度で済めばいいのですが、アキレス腱を損傷する方、足首を捻る方を多く見てきました。
冒頭に記載しているように、この時期はなにかしら、運動の大会が開催されています。
運動することはいいことなのですが、急に運動する方は要注意です。
一度お身体の確認を行い、身体の状態を確認させたいただいた上で、運動を始めていただきたいと思います。
筋肉の柔軟性は歳と共に衰えます。
自分の身体は一番自分が良く知っているというのは間違えではないですが、すべて合っているとは言えません。
必ず衰えがあり、それを受け入れ適切なトレーニングを行わないと必ず怪我につながります。
走る人にとっては特に膝の痛みや足の裏の痛みが出やすいです。
一度、自分の身体を客観的に見させていただき、怪我なく運動されるようにさせていただきます。
また、気軽にご相談してください。