就寝中のこむら返りもこれでこれでおさらば!

[記事公開日]2021/01/21
[最終更新日]2021/01/25

寝ている時、ふくらはぎの突然の痛みを改善する方法とは?

概要

こむら返りとは、ふくらはぎに起こる筋肉の痙攣を指します。

その名の通り、ふくらはぎに起こることが多いですが、足の裏・指、そして太ももや胸・腹筋など、身体のどこにでも発生します。

運動中や就寝中に発症することが多く、妊娠中の方や、加齢によっても起こりやすくなります。

原因

血液の循環が悪いことにより起こります。

筋力不足では、血液の流れを作る作用が非常に弱いです。

筋力があることにより、血液循環は良くなりますが、筋力不足では血液をしっかりと押し流すことはできません。

また、筋力不足により「冷え」を招きます。

そのため、血液の流れは悪くなり、腓返りを発生させます。

筋疲労でも起こります。

このメカニズムも一緒です。筋肉を使い続けると、筋肉は緊張し血液の流れは悪くなります。そのため、腓返りを発生します。

また水分不足でも起こりえます。

人が寝ている間にもコッピ1杯分の汗をかきます。

それにより、就寝中にも脱水症状になり、腓返りを発生させてしまします。

寝ている間に急に腓返りが起こる原因は、水分不足によるものもあります。

また妊婦さんのミネラル不足により腓返りも見逃すことはできません。

お腹の子にミネラルは取られますし、体重も増えて下肢にかかる負荷も大きいため、ふくらはぎの筋肉の緊張が生まれます。

そのため、腓返りにもなりやすくなります。

補足説明

当院におきまして変形性膝関節症の方が多く来院されています。

多くの変形性日関節症の方の話を聞くと、腓返りになりなっている方が非常に多いです。

それは何故なのか?

主に膝の関節は太ももの筋肉を動かすことにより膝の関節は動きます。

しかし、変形性膝関節症になってしまうと、膝の可動域の制限は出てしまうと、動かすことにおいて制限をかけるので、太ももの筋力の低下と緊張が出てしまいます。

そうなると、膝の関節の動きに関わるふくらはぎの筋肉を使うことになりますが、ふくらはぎの筋肉は膝の関節を動かすことにおいてメインで使う筋肉ではありません。

あくまでもメインは太ももの筋肉で、サブはふくらはぎです。

しかし、メインである太ももの筋肉が作用しなくなると、サブであるふくらはぎの筋肉を使うことになります。

結果、過剰にふくらはぎの筋肉を使うことになり、筋疲労となり腓返りになりやすくなります。

症状

急激な強い痛みを伴います。

自分の意思とは関係なく起こります。

しばらく、安静にしていれば、痛みは引いていきますが、ひどい場合は肉離れを起こすこともあります。

施術方法

腓返りにならないようにしておくことが大切です。

運動中になった際はふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチをしていただくようにお願いします。

また、就寝中になった際の対処も同じですが、年配の方がなられて際は痛みが引くまで待ってから、ふくらはぎのストレッチをして下さい。

腓返りはならないように対処しておくことが大切です。

日頃からのケアを怠らないでください。

しっかりと水分を補給すること。

就寝前にストレッチをすること。

しっかりと施術をすること。

施術をふまえて、ならないようにセルフケアの指導・運動指導も行って行きます。

これで腓返りによる多くの悩みは取り除くことができます。

ただし、病気による腓返りに関しては対処できない場合もあります。

例えば、アルコール依存症・糖尿病・甲状腺機能低下症など。

生活習慣病にならないようにもアドバイスさせていただいています。

当院はご予約優先制となります。ご予約していただくことをお勧めします。

お電話していただくか、メールでご予約の連絡をしていただくか、当院のホームページに問診票を記載していただいたり、予約ができるページがあります。

そこに記載していただければ、来院されたさいに問診票を書く手間が省けますし、極力お待たせすることなくスムーズにお通しする事ができます。

大変便利ですので、ぜひ活用してください。

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